一宮エルナは中学校時代にニート一直線の生活を送っていた。親や従兄の二宮シグレに説得され高校選びを始めるも、制服のかわいい高校以外はうけつけなかった。
どの学校の制服も可愛くはなく高校選びは難航。そんな中、いとこの二宮シグレに、彼がかよっているミカグラ学園高校をすすめられる。パンフレットの中の写真をみて、御神楽星鎖にひとめぼれをし、学園にはいることを決めたのだった。
入学式の日、これからの生活に胸をときめかせていたエルナが見たものは、新入生歓迎会で暴れ狂う先輩たちの姿だった。さらにこの学校には「一か月以内に部活動に入らないと強制的に退学」という校則まで存在し―― はたしてエルナはまともな学園生活を送ることが出来るのか。