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ある一人のロボットと『ココロ』の物語。泣けます。
悲しく切ないけれども、その中に温かみを感じさせる物語的な歌詞が人気となり、 鏡音リンの代表曲の一つとなる。 その魅力的な世界観に共感した投稿者達により、数々の派生動画が生まれ投稿されている。 ※ニコニコ大百科より いろいろな解釈のされ方がありますが、その中の一つを紹介します。 登場人物 :
リ ン 孤独な科学者 (孤独な科学者によって作られたロボット) (リンを作った天才科学者) 〜ココロ〜
ある、孤独な科学者がいました。その孤独な科学者がまさに人間と見間違えるぐらい高性能なロボット(リン)を作ります。
その出来栄えは、まさに奇跡!!
しかし、そのまさに完璧だと思われたロボットには、一つだけ足りないものがありました。それは「ココロ」です。 その孤独な天才科学者は、生涯をかけて「ココロ」というプログラムを作ろうとします。 しかし、ついにその命も、「ココロ」が出来上がることなく、つきてしまいます。 それから、幾百年が過ぎたある時、奇跡のロボットは願いました。 知リタイ アノ人ガ 命ノ 終リマデ 私ニ 作ッテタ 「ココロ」
すると、その思いが届いたのか、未完成だったはずの「ココロ」プログラムがなんと起動したのです!
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
それはまさに奇跡でした。
"ココロ"を手に入れたロボットは歌い続けました。
思いを全てを。 しかし、その奇跡もつかの間。
"ココロ"は彼女にはあまりにも大きすぎました。
その大きさに耐えられず機械はショートし 二度と動く事はありませんでした。 しかし、その表情は笑顔に満ち溢れ
まるで天使のようでした。 〜ココロ・キセキ〜
一度目の奇跡は君が生まれたこと
二度目の奇跡は君と過ごせた時間
3度目は・・・・
ココロの世界での、リンを制作した人(孤独な科学者)の視点で描かれています。
孤独な科学者は、人間と見間違えるぐらい高性能なロボット(リン)を作ります。
その出来栄えは、まさに奇跡!!
しかし、そのまさに完璧だと思われたロボットには、一つだけ足りないものがありました。それは「ココロ」です。
孤独な科学者は寝る間も惜しんでなんとかココロを完成させようとします。
科学者は願うのです。
「教えてあげたい…人の喜び・悲しみ」
科学者は思うのです。
「その瞳の中写る僕は 君にとってどんな存在?」
しかし、完成には至らないまま、苦悩し、ただいたずらに時だけがすぎていきました。
ココロ… それは、素晴らしいもの
つかみ取れない かたちの無いもの それでも求めてしまう とても不思議なもの 始まりを知らない“キセキ”そのもの
ココロは永久に続くプログラム
ただし、一つ起動条件がある “イノチ”という有限の土台の上でしか 動くことが許されないようだ
そんな、体も衰弱し死期がせまりつつあり、諦めもよぎったとき
幾百の時を越えて未来からのメッセージ、未来の天使からの『ココロ』からの歌声
が届けられたのです。
一度目の奇跡は君が生まれたこと
二度目の奇跡は君と過ごせた時間
三度目の奇跡は未来の君からの『マゴコロ』
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
3番目の奇跡は2回の奇跡が同時に起こったということです。
1つは未来からの突然のコミュニケーションです。 もう1つはプログラムの修正です。
彼女の歌は彼女自身の心を修正しました。それは、彼女が心を入手するという機会になる修正です。
彼の人生は終わりました。
彼は孤独という遺産を彼女に与えました。
そして、彼は彼女のために奇跡への手がかりを委ねました。 |