皆さま、こんにちは。
重音テトオフィシャルサークル「ツインドリル」のセリと申します。

先日の"ツインドリル企画生放送「テトたん」"でもお伝えしましたとおり、
「重音テト」は本日、2010年4月1日より クリプトン社の発行するPCLを準用し、
また、クリプトン社運営のCGM型コンテンツ投稿サイト「ピアプロ」へ
テトを描いたイラストの投稿が正式にできることとなりました。
そして、商用利用についても、クリプトン社とご相談させていただき、
カラオケでの「重音テト」名称利用を許可できる運びとなりました。


■PCL準用について

ピアプロへは、クリプトン社の発行するPCLを準用しての投稿となります。

「(ピアプロ内「PCL要約」より抜粋)
  PCLとは「"ピアプロ・キャラクター・ライセンス"」と言うもので、
  クリプトン社様の定める「キャラクターの権利者がクリエイターの皆様に
  キャラクターの自由な二次創作を許諾し宣言するため」のルールです。


これを少しテト用にあわせてカスタマイズして、使わせていただくことになります。

「カスタマイズ」について具体的に申し上げますと、
有償非営利に対する禁止規定などが変更されています。
重音テトのガイドラインを守っていただけるのであれば、
「非営利」…利益追求が目的ではなく、ファン活動(謂うところの同人)としての
ご利用であれば、同人誌やテト音声ライブラリを使った音楽CDについて、ツインドリルに問い合わせを しなくても良いこととなります。
フィギュアなどの立体物における個人向けの版権利用等についても変更点がございますが、 こちらは調整中のため今月末に改めてアナウンスをする予定です。今しばらくお待ちください。


■ピアプロ投稿に関して

ピアプロ投稿に関しては、「著作権」という言葉がキーワードとなってきます。
ピアプロは、クリエイターを支援するための場であり、素材に対してのライセンスの場でもあります。
そのため、著作権のはっきりしていないキャラクターを投稿することはできません。
(例えば「初音ミク」などは、クリプトン社のキャラクターであるため、
 問題なく使うことができます。
 また「亞北ネル」「弱音ハク」などのキャラクターは、ボーカロイドではありませんが
 クリプトン社とそれぞれの著作者が契約を結んだため、
 投稿することが可能になっている訳です。)

このたび、当サークルとクリプトン社との間で様々なご相談をさせていただいた結果
クリプトン社からのご協力により、二次的著作物における契約を結ぶ方法ではなく
PCLを準用しライセンスを明確にさせることで「重音テト」のイラストの投稿ができるようになりました。

ただ、テトのイラストを投稿する際に、
必ず「テトの権利元は誰か」というのを示していただく必要があります。
テトのビジュアルデザインは、権利者であり、ツインドリルのメンバーである「線」であります。そして、今右に表示されているものが公式のイラストとなります。

このイラストを、本日付で「ツインドリル」名義のアカウントで
ピアプロに投稿させていただきました。(このことはクリプトン社と協議済みです)
重音テトのイラストを投稿される際には、
必ず 「創作ツリー」機能(ピアプロ開発者ブログ)を使って
重音テトの公式イラストへリンクをしていただきますよう、お願い申し上げます。


■商用利用について

また、商用利用についても、クリプトン社とご相談させていただき
「重音テト」の商用利用に関して、窓口をお引き受けいただくことになりました。
具体的な内容につきましては、本日リニューアルいたします
重音テトのガイドライン」をご覧ください。

商用の窓口をお引き受けいただいたとはいえ「重音テト」は
クリプトン社と二次的著作物などの契約を交わしたわけではなく、あくまでビジュアルデザインの著作権は「線」、音声ライブラリーの著作権は「小山乃舞世」にあります。
クリプトン社とのご縁があってこのような形になりましたが、
「重音テト」の権利の一部がクリプトン社へ渡ったわけではないことを誤解の無きようお願いします。

クリプトン社さまにつきましては、「重音テト」への寛大な対応と多大なご協力をいただきまして
サークルメンバー一同心より感謝を申し上げます。


■問い合わせ先

これらに関して不明な点がありましたら、
お問い合わせフォームよりご連絡下さい。
適宜対応させていただきます。
内容によっては少々お時間を頂く場合もありますし、全てに回答できるわけではないことも御承知おきください。



■皆さまへ

最後になりましたが
「ツインドリル」結成以後、我々は「重音テトのライセンスホルダー(提供する側)」として活動してきました。
今回の件以外にも、個人のフィギュア製作において大丈夫なように「重音テト」の版権利用の整備をし、 いま、準備を進めています。

重音テトは多くの人の創作活動や、創作物を見る人の力、 さまざまな要素が組み合い、育ってきました。
はじめにあった公式キャラクター・音声ライブラリ。安価設定。
そして二次創作イラスト、漫画、アスキーアート。3Dモデル、フィギュア。ぬいぐるみ。小説。カバー曲、オリジナル曲。HANASU。
商業流通CD、カラオケ入曲。あるいはコスプレなど。痛車、痛ギター、ステッカー、他にもたくさん。
あらゆる人の「(創作)活動」によって、めざましい二年間を駆け抜けてこられたのです。
そうしてそれは、これからも変わりません。
重音テトの本質は、皆さんの創作(それはたとえば聞き専であっても)活動にこそ、あります。
「ツインドリル」はただ、そのサポートをする為に、尽力できればと思います。


PCL準用、権利関係の明確化、そしてピアプロ投稿解禁により、
更に「重音テト」の創作の場が活発化することを
メンバー一同願っております。



重音テトオフィシャルサークルツインドリル
代表 セリ
2010.04.01




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